惰眠と思考。


つらつらと思うままに綴っています。
by aki20041227
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お疲れー。

高校時代までは、友達と別れる時、
「またね」とか、「ばいばい」とか言ってたのに。

大学生になって、
プライベートだろうがなんだろうが、
大人数だろうが、たった2人だけだろうが、
「お疲れー」って言いながらポツリポツリ集まって、
「お疲れー」って言いながら解散することが普通になった。

労いの言葉だし、
何をしても、誰と会ってもそこそこに疲れる休みの多い学生らしい言葉で、
変な甘さもなく、間延びした「れー」って終わる感じがだるさ・ゆるさをうまく表現していて、
便利な言葉だった。

それが、社会人6年目になった今も全然抜けなくて。
ついつい当たり前に使い続けてしまっているのだけど。

 ***

私の勤務する会社は「自治体への協力」「地域への還元」とかって名目で、
高卒の子を毎年5~10人くらい採用する。
(下手に人生の夏休みを過ごしちゃってる大卒より余程仕事ができる)

そんなわけで、随分年下の後輩や同期がいるわけだが。

高卒の後輩たちが、
先に電車を降りる私に、
「akiさん、また明日!」
と声を掛けてくれてはっとした。


あぁ。
美しい言葉はなんとも女を可愛くする!
と実感して。

 ***

彼女らにはビジネスの「お疲れ様です!」はあっても、
何にでもいつでも使っちゃう気怠い挨拶の「おつかれー」はないのだ。
言葉だけでも十分に生活背景が伝わってきた。

とりあえず。

言葉ひとつでどうにかなるものではないとは思うけれど、
今後プライベートでは「またね」と言いたい。
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# by aki20041227 | 2013-09-25 22:08 | 惰考

武装。

攻撃的なピンヒール。
ボディラインのでるタイトな服。
セクシーなランジェリー。
個性的な大ぶりのアクセサリー。
鮮やかな色の重たい革バッグ。

指を長く見せてくれるヌーディなベージュの長い爪。
濡れたような赤いペディキュア。
枝毛のないストレートな黒髪。
くっきり二重の切れ長目を強調する強めのアイメイク。
厚めの唇を強調する濃い色のグロス。

「私」を形成する物たち。

 ***

臆病で小心者な性格。
責任感の強い長女気質。
根暗で地味な趣味。
献身的で尽くし体質。
堅実で計画的で基本的に守りの姿勢。

「私」の中身。

 ***

昔からそんな私を
ギャップだギャップだ、
と言ってくださる方が多くいるけれど、
結局のところ、弱いからこそ強いものに憧れているだけのことで。

特に、
嫌な取引先に行く日や憂鬱な接待に、
自然といつもより華やかに自分を飾りたてる時にそれを実感する。

 ***

飾りたてた私に敵達はちゃんと怯むわけで。
攻撃的な見かけに少しだけ勇気をもらって、
私はいつもより強く発言できるようになるわけで。

別にスバ抜けて美人ってわけでもないし、
めちゃくちゃプロポーションのいいモデル体型ってわけでもないんだけど、
「いい女感」にはちゃんと反応がある。

武装を始めてから10年以上経つので、
どこからが自分の生来の気質でどこからが作り上げたものなのかなんて
もはや自分でも全く分からないし、別にどちらでも構わないんだけど、
先天的な元来の性格が恋を楽しくさせてくれて、
後天的なきつめの性格が仕事を楽しくさせてくれているような気がする。

 ***

特に仕事を始めてからは。

自惚れが過ぎるのかもしれないけれど、
男性達が私に嫌われたくないと思っている、
というのが透けて見えるようになって。

男女共に私のように臆病な性格の人たちが、
初対面で「自分より上か下か」と無意識に判断する時、
上だと思われた、というのが見えるようになって。

生来の美人が天真爛漫で、理由なく愛されることに抵抗なく、
自然と上から目線な理由が少しだけ分かったような気がした。

 ***

旦那様は、私の見た目もファッションも趣味趣向も好きじゃないと言うし、
仕事をしている時の私は刺々しくて強くて苦手だと言う。

母や弟は、大人しく臆病な性格な私を今も心配しているし、
うじうじ小さなことで悩む私にいつも寄り添って励ましてくれる。

「外」と「内」がどんどん乖離していくような、
だからこそ幸せのような、
そんな気がしてる。
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# by aki20041227 | 2013-09-21 21:45

感謝。

妊娠7ヶ月。

お腹もだいぶ目立ってきて、
電車では席を譲っていただくことが多くなった。

今のところ、偶然なのか
席を譲ってくださるのは若い男性ばかりで。

旅行中と思われるタイの男性が、
日本語も分からないのに、席を譲ってくださったのには感動した。

大学生らしい男の子達が、
「あの人、お腹大きくないか?どうする?譲るべきじゃね?」
とかコソコソ相談しているのも、かわいらしくてあたたかかった。

若い世代のモラルやマナーがよく問われるけれど、
私が知る限りでは、年齢とモラル・マナーは比例しないみたいだ。

 ***

妊娠して、
人の優しさに触れることがとても多くなって。
私自身、人にあたたかくありたい、と強く思うようになった。


「世間が子供を育てる」という言葉を今から実感。

こうして私が穏やかで満ち足りた気持ちでいられるのは、
あたたかな気持ちを投げてくれる人たちがいるからだ。

忘れちゃいけないいけないと思いつつ、
ついつい片隅に追いやっちゃう「感謝の気持ち」を
いつも手の届くところに置いておきたい。
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# by aki20041227 | 2013-09-08 23:37

他責社会。

思春期に関して。
続き。

 ***

思春期の子供について、
メディアの取り上げ方に特に顕著なことだけど。
(勿論、全てのメディアではない)

どこまでも大人は鈍感で。
簡単に糾弾できるところばかりを攻め。
思春期の子供たちは影響されやすいと分かっているはずなのに、
悪戯に喜怒哀楽を煽り、適当な情報を垂れ流し、消費させようとしている感がある。

最近の中学生の自殺の件でも、
「先生がその子に「できるわけない」って言ってたって」(最後の「て」がギリギリに切られる感じ)
というような同級生のインタビューを見て、悲しくなった。

朝やってる情報番組で、影響力の大きな番組だ。
番組の意図を持って編集されていることが明らかで、
それ自体が悪いことだとは言わないけれど、
いたずらに子供の非日常感を煽り、不快感が募った。

多分、
「先生がその子に「できるわけない」って言ってたって言ってる友達の話を聞いた」
くらいの発言だったろう。

そもそも、
いじめの当事者達や本人の書いた遺書の内容はそっちのけで、
教師が「自殺なんてできるわけない」と言ったかどうかに争点がある点も、
頭がおかしいとしか思えない。

学校は気付けなかったのか
気付いていたのに放置したのか、
学校の隠ぺい体質にはいい加減にしてほしい、
教師と学校はもっとしっかりしてほしい、
親は一様に被害者面しているように報道されているし。

メディアはメディアで、
糾弾しやすいところを叩く、
面白おかしくはやし立てる、失言を見つけては叩く、
仲間(視聴者や親)を募っては、これが「正論」だと叩く。
まさに「いじめ」の図を、示しているようだ。

全ての事件やいじめに
教育の現場に一切の責任がないとはとても言えないし、
直接、教師によるいじめがある場合もあるだろうけれど、

「自責を問う」という行為を、
この国は失っているなぁ、としみじみ思う。

みんながみんな、必死になって他責ばかりを追い求める。
「僕が悪いんじゃない」「私が悪いんじゃない」って
いい大人までもがやるんで、みっともないことこの上ない。

メディアが、大人が、先生が、親が、
誰かのせいばかりにするんじゃ子供も自然とそうなる。
その子供は更にそうなるだろうし、
その子供たちが作る国は一層それが加速していくだろう。

 ***

もう洗剤に「これは食べ物ではありません」と注意書きを増やすのはやめませんか。

もう車掌さんに次の駅まで注意事項を言い続けさせるのはやめませんか。

メディアや親は子供の失敗を「学校教育」と「ゲーム」のせいにするのをやめませんか。


自分の何がいけなかったのか、内省することをしませんか。

自分が悪いと思ってみませんか。

 ***

そういう社会ができたらいいなぁと思うけど、
とりあえずは、子供のやったことを自分の責任だと言える親になろうと思う今日この頃。

親からの躾で、言われ続けている言葉。
「悪い事は身から出た錆、良い事はおかげさま」
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# by aki20041227 | 2013-07-15 12:24 | 惰考

思春期。

思春期って何なんだろう。

思春期を描く作家はとても多いけれど、
特に重松清さんの描く「思春期」は、
自分が思春期だった時は嫌で嫌で読めなかったくらい、リアリティがある。

今、15年経ってようやく読めるようになった。
それでも、中学時代を回想すると、未だ不快な気持ちになるので、
決して冷静に読めているわけではないのだけれど。

私が近代小説を苦手とするのも、その辺の理由がある。
太宰治や三島由紀夫の作品から思春期の匂いが立ち込めている気がするのだ。

恥ずかしくて捨て去った過去をまざまざと見せつけられて、
平静でいられるほどに私は大人になっていないのだと思う。

 ***

思春期特有の
強烈な自己肯定の欲求、
勘違いにまみれた自信、
偏った価値観、
視野の狭さ、無知な正義感。

猛烈にださいあの時期を、
もだえ苦しまずに思い出すのは難しい。

思い返せば、
学生時代の私は何か目立ったことをしたわけではないし、
「少しだけ作文が得意な普通の生徒」でしかなかった。

クラスを引っ張る大きなグループに所属はするものの、
別に自分自身が特別動くわけでもなく、
いじめに加担するわけでもなく、特別いじめられるわけでもなく。

授業中、張り切って発言することはしないけれど指されたら、とりあえずは喋る。
部活は適度にさぼったり、力を抜いたりするけれど、
先生や先輩に目をつけられるほど生意気でもない。

学級委員や生徒会はやれないけど、
委員会の委員長くらいは頼めるくらいの、
教師にしたら、学級編成でどこに置いても別にいいや的なポジション。
どのクラスに置いても置かなくても、大きな影響力は持たないタイプ。

そんな私が、過去の自分自身や周りの友人らを思い出すと、
死にたくなるくらいすごくすごく恥ずかしいのに、
どうしてみんな平気でいられるんだろうと、つい不思議に思ってしまう。

 ***

特に思い出したくないエピソードのひとつ。


中学の頃、すごく嫌いだった子がいた。

ニキビはひどいけれど、顔の作りは可愛くて。
頭がとてもよくて、テストはいつも満点に近くて、
親や先生の前ではとても「いい子」で、先生からの信頼が厚い子。

ただ、
本人はギャルでも不良でもなかったけれど、
そういう方向性に憧れる気持ちがあったのか、
権力に惹かれる傾向があり、
子分みたいなポジションにあった。

不良やギャルと呼ばれる子達は、
その子のことを「親友」とは全然考えてなかっただろうし、
「暇つぶしを提供してくれる便利な人」くらいに思っていたろう。

取り替えがいくらでもきき、いつ彼女の代わりが見つかってもおかしくない存在。
すごく大事ではないし、仲間ではないけど、口では「うちら仲間」とか言ってみる存在。

それを頭のいい彼女はよくわかっていたし、
暇つぶしを提供できなくなったらいつでも仲間外れになってしまう、
という強迫観念をいつも持っていた。

先生は私のことを信頼しているから何をしても疑われない、
という傲慢さもあったし、
不良の子分的な男子達なら、性を引き換えに言うことをきかせられる、
という自分の容姿への自信もあった。

だから彼女は、不良の子分の男子達を使っては、
校内でプリペイド携帯や電子辞書・新しくて高いコスメ・ブランド財布などを盗んだ。
身元がバレるものはネットで売って現金化し、未使用品はそのままに、
ギャルや不良に献上するのだ。

 ***

私が彼女を嫌いだったのは、彼女が盗みをしていたからじゃない。
その卑怯で卑劣な手口だった。

彼女が盗みをする相手は、知らない相手や仲が悪い相手じゃなかった。

「友達」と言い合える関係の子に、電子辞書や新作コスメの購入を勧める。
親が携帯を許さないような家庭の子には、プリペイド携帯の購入を勧める。

購入させたら、
「使い方を教えてあげる」
とか、
「見せて見せて」
と持ってこさせ、確実に持っていることをはっきりさせた後に、
不良の子分達に、空き教室になる時に盗ませるのだ。

そうして、そしらぬふりをし、
無くしたことを気付いた友達に、
「えー可哀想!あたしが持ってきてって言ったばかりにごめんね」
と謝るのだ。時には泣いてみたりして。

(因みに、私は頭の弱さは今と変わらずで、
彼女のことが嫌いなことを隠せなかったので、盗まれたことも誘われたこともない)

ある女の子が、その事を先生に言いつけたことがあったけれど、
「彼女はそんなことをする子じゃない」
と一蹴されてしまった。

彼女は親に知られるのを一番恐れていたけれど、
親も教師同様に、
「うちの子以上にいい子はどこにもいない!」
と断言していたし、

実行犯は彼女ではないのだから、
悪事がばれることは卒業までなかった。

 ***

当時は「先生や親なんて信用できない」
とかって被害者の生徒及びその周りと一緒に憤っていたけれど、
見えるわけがないのだ。

生徒同士にしか見えないものが沢山あるのが学校で、
そういうことに疎くなっていくことできっと人は大人になれるのだ。

そういうことにいつまでも鋭い人は多分心を病んでしまうし、
「鈍感力」って言葉が流行ったけれど、
思春期の思考から鈍くなるのは、成長でもあり、正しいステップなんだろう。

 ***

今思えば、彼女はとても馬鹿だし、可哀想でもある。

卒業後、
彼女は家のすぐ近くにある有名な高校に入れただろうが、
罪悪感なのか、そんな自分が嫌いでたまらなかったのか、
中学時代の同級生が誰も行かない高校に進学していった。

大人になってみると、
人一倍自尊心が高い彼女は、当時苦しかったんじゃないかと思う。

大人には気付かれたくない。
本当の友達はいない。
誰一人心から信頼してくれる友人はいない。
親も教師も本当の自分をわかってくれる人がいない。

思春期は誰しもそんなことを思うんじゃないだろうか。
きっと彼女が自殺したりしたら、
親は発狂するように教師を攻め、教師は生徒を探り、
彼女を喰い物にしていた不良達は被害者面して泣き叫び、
皆が皆、責任転嫁し続けたに違いない。

 ***

思春期を過ぎた大人たちが今生きているのは、

結果死ななかっただけ
うまくやりすごしただけ
深く考えるほどの頭がなかっただけ
目の前のことにいっぱいでそれどころではなかっただけ

思春期をそういう時期だと思うのは間違いだろうか。

14歳の自殺が比較的多いことに、
私がとても共感を覚えるのは間違いなんだろうか。

いつでも、誰にでも起こり得たと思うのはおかしいんだろうか。

 ***

少し回想にふける休日。
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# by aki20041227 | 2013-07-15 08:40 | 惰考

テレビ壊れた。

テレビが壊れた。

2011年6月に買って、
2012年7月に壊れ、騙し騙し使ってきたけど
2013年6月、とうとう死にました。

SONYタイマーの都市伝説をまさに現実としてしまった。
15万円以上するテレビも今は簡単に壊れてしまうのね。

とりあえず、
確認訪問料3,150円と作業代金13,500円を払えば
何が悪いのか見てもらえるらしい。

後は、交換が必要な部品が判明したら、
その価格を別途支払えば修理できるとのことだけど、
それが3万円なのか5万円なのかは分からないとのこと。
そりゃそうだ。

今後は、メーカー保証じゃなくて家電屋さんの長期保証も入ろうと誓った。
昔の家電のように長持ちはしないもんね。

 ***

旦那に
「テレビ壊れた。修理費1万5千からスタート」
と報告すると、

「ブルーレイ付のもっと大きいの買っちゃうか!」
って返事が来て。

お金の遣い方が派手で、堅実とか節約とかとは無縁なんだけど、
クレーム言う男だってきっといるはずなのに、
「長期保証入ってなかったのが悪かったな、
 新しいのどれにしようか考えよう、わくわくするな!」
って言える旦那がかっこよすぎた。

絶対得して生きられないんだけど、
泣き寝入りばっかで損ばかりなんだけど、
この人といれば、豊かな気持ちで生きられるなぁ。
としみじみ。
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# by aki20041227 | 2013-06-20 22:42 | 結婚

プロポーズ。

友達から、
年下彼氏にプロポーズを受けた、
と報告を受けてあたしまで幸せ気分になった。

誕生日に、
彼女の大好きなディズニーランドで、
1泊50万円もするスウィートルームで、ガラスの靴を手にプロポーズ!

バブルか!
と突っ込む気持ちもあったけど、
友達がそこまでしてもらって結婚するっていうのはいい気分。

彼氏のこと、
頭悪くて子供っぽくて異常なマザコン!とかって反対してごめん。
いっぱい頑張ってくれた彼氏は素敵だね。

 ***

プロポーズ。

男の人の方がロマンチックだから、
皆色々考えているんだなぁとしみじみ。

プロポーズのシチュエーションに悩んでいる男の子も多くて、
その悩みがまず素敵だわ。


彼女の誕生日に
夜景の見える高層階のレストランで、
音楽と共にバラの花束とケーキが出てきて、
婚約指輪をパカッとして、「結婚しよう」

王道がやはり強いのか、これよく聞く。


花でいっぱいのチャペルに、
何も知らない彼女を第三者に連れてこさせ、
キャンドルの中、十字架の前で花束を渡しながら「結婚してください」

これ最近聞くプロポーズの2番目くらい。流行り?


試合やライブが終わった後の人がいなくなったスタジアムのヴィジョンに
「〇〇、結婚してください!!!!」
と流れ、びっくりする彼女を抱き締める。

これ、2回あった。

 ***

どれがいいかって言われたら、やっぱり王道かな。
先が見える展開の通りでも、期待通りに事が運ぶっていい。


うちのダーリンは、
こういうキザっぽいことが自分に似合わないことをよく分かっていて、
頑張って頑張って、結果かっこよくキマらない方が、
私を幻滅させることをよく分かってるので、
残念ながらここに表現できないくらい実にシンプルなプロポーズだったけど。

飾らない言葉と、飾らない姿が彼と結婚したい理由だったから、
口では文句を言ってみて、
何でもない日に急に高いレストランを要求してみたりするけど、
実はそれにも満足していたりして。

 ***

大きい感動をドーンと与えられると、とっても幸せで、
いつもより長く幸せ気分でいられるけれど。

やっぱり女なんだもの。

ドーンと与えた後、じゃあちょっと放置しても大丈夫か、
って言われたらそうではないのよ。

毎日毎日、少しずつ少しずつでも確かなものを与えられたいの。
高いプレゼントも素敵なプロポーズの思い出も、
女を満足させ続けることはできないの。

男性には素敵なプロポーズを考えてくれた愛情を持ち続けて、
毎日毎日花に水をやるように注いで欲しいなぁと思う。
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# by aki20041227 | 2013-06-20 22:25 | 恋愛的

まるじぇら。

最近のお気に入り。

マルジェラはシャツが好きだったけど、
アクセサリーもクセがあって、好き。

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# by aki20041227 | 2013-06-15 01:05 | 近況

グリーン。

春から緑がマイブーム。

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# by aki20041227 | 2013-06-15 01:03 | 近況

石橋。

付き合い始め、
私達夫婦はお互いの中から「相違点」ばかり見つけていた。

ここも違う、そこも違う。
だから一緒にいる内に苦しくなるはずだ、と。

B型とA型で相性悪い!
インドア派とアウトドア派で趣味が合わない!
日本酒派とビール派で酒の趣味が合わない!
異性の友人の数が全然違う!
(これは結婚式の時にほぼ同数だったと判明)

全く同じように石橋を叩いていたのだから、
今思えば慎重さが似ていたのだけど。

 ***

長男長女の私たち夫婦は、
やっぱり「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」と、
子供の頃に我慢をすることも多かったせいか、
割と我慢強い。

早々に弱音を吐くことはしないけれど、
実は甘えたがりで。

弱音は吐かないけど、
弱ってる時は気付いて欲しいと密かに思っていて。

でも、気付いてくれるだけでよくて、
特別なフォローは要らない。
自分で頑張れるから。

相手にあまり期待しない。
だから、少しでも何かしてもらえると感動するし、見直しちゃう。

自己評価は別に高くないけれど、
期待されたいから頑張る内に、
周りの評価はちょっと高め。
褒められると更に頑張れちゃう。

酔っぱらって暴れることはあっても、
昔、大きな声じゃ言えないことしてても、
なんだかんだ「常識」と「モラル」が大事で。

 ***

そういう中身が似ていることが、
付き合って半年経ったころに分かってきて。

非常に危険視し、渡ることを恐れていたつり橋が、
実は基礎のしっかりした頑丈なコンクリート造りだと気付いて。

その頃から不安はなくなったし、
お互いに将来を見ることがとても自然になった。



恋は相違点が目について一喜一憂し、
愛は共通点を見つけて深めるものなのかもしれない。

自分と「違うところ」に惹かれるんだけど、
自分と「同じところ」に安心して帰るのよね。
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# by aki20041227 | 2013-06-15 00:16 | 結婚

恋と愛。

お誕生日おめでとう。

未だ、6月13日にドキドキするのよ。
あの頃の気持ちが蘇ってくるの。

 ***

でも。
それは過去の感情なのよね。

あなたにおめでとう、のメールして。
それはそれはそっけないメール。

いつだったか、
親友に、あなたに対してのあたしは甘くない、と言われたわ。

あなたに甘ったるくなるには、あたしはプライドが高すぎるし。
あなたはあたしに飾り過ぎて、あたしを素直にさせないの。

 ***

あなたが期待している。
もっと「求められたい」と感じている。

そういう時のあなたはとても分かりやすい。

でも、気付かないふりをした。

 ***

今は、恋の気分じゃないの。

ストレスフルな時は、恋がよかった。
現実逃避も兼ねたトキメキは心地よく私を攫ってくれて。

でも、疲れている時は、愛がいいみたい。
ぬるま湯のような、羊水に浮かんでいるような、
あるようでないような、でも確かな裏付けが日常に溢れていて。

 ***

低気圧か、悪阻なのか、
極度の貧血と頭痛に悩まされて。
夕食を作るのがとても億劫。

でも、私の愛しい人が困ったような怒ったような顔で、
「akiは何もしなくていいんだよ」
って言うから、いつだって頑張りたくなるの。

男の「健気」ってなんとも強い武器だわ。

もう恋ではないけど、愛の方が今の私にはしっくりくるみたい。
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# by aki20041227 | 2013-06-13 23:05 | 懐古

繋がり。

facebook。

使い方がいまいち分からないまま数年経ち、
友人の近況だけを盗み見るような用途に落ち着いた。

女磨きに忙しい独身女子たちの、
「手作りパン」
「女子会のおしゃれコース料理」
「料理」
「お菓子」
の写真。

自信に乏しいお嬢さん達の、
「自分撮り(めちゃくちゃ白くなっている)」
の写真。

セレブ婚を果たした勝ち組たちの、
「ホームパーティー」
「購入マンション」
「海外旅行」
の写真。

子供命!になっているママ達の
「子供」
の写真。しかも毎日、時間刻みのアップロード。

 ***

人様の様子を傍観者として眺めるのは、楽だ。
そして、聞かなくても発信しなくても、どうしているのか知れるのは便利だ。

そして、人様の「幸せ自慢」が、どこか悲しい。

その時間をその人達と、または自分自身だけで精一杯楽しめばいいのに。
それだけでは満たされないのだなぁ。

不特定多数の人間に発信しなきゃ!
という脅迫観念と自己顕示欲はどこからくるのかな。

 ***

協調性を重んじる日本人らしいあたしと言えば。

飲み会や女子会や友人と2人きりのランチなどで、
皆が一様に携帯をとり出して、
その様子をfacebookにリアルタイムでアップロードしているのに対し、
どこか疑問に思いながら、そして一緒にいるのに疎外感を感じながら、
嫌とは言えないでいる。

話している最中でも、相手はどこかの誰かとラインでの会話を楽しんでいて。
facebookのレスポンスをいそいそ確認している。

私といるんだから私を見てよ!私と話そうよ!
なんて事は言えないけど、多分それが本音。

 ***

反して。

私の敬愛する友人らは。
人と会う時に携帯は必ずバッグの中。

時間を見るのは「時計」。
電話が鳴って、出るのは「会社」のみ。
電話に出る時は、
「会社からの電話だから、少し席を外してもいい?」
と断って、お店から出ていく。

あーーー。
もうこの人達、大好き。
心地いい。

 ***

ただ、そんな友人達とは、
その時間を大事にするばかりに「形」に残すことをしない。

日常を記録に残していく人達は、
その場のかけがえのない時間を削ることで、
10年後・20年後の記憶と回顧の時間を作っているのだな。

と、時々「残す」人達を羨む気持ちになったりもする。

でも、あたしはずっとこのままだろうし、
多分、友人たちも変わらないだろう。

どっちがいいわけでも悪いわけでもないし、
多分どっちであっても多少の後悔はあるだろうけど、
これからも目の前の相手にだけ真摯でいる自分でありたい。

 ***

友人のマンションを出る時、
「携帯忘れてる」
と声を掛けたら、

「あんたといるのに他と繋がる必要ある?」
と返事した彼女が、

多分、一生好きだ。
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# by aki20041227 | 2013-06-10 23:50

気付く男。

学生時代の頃は、

「メイク変えたね。似合うよ」
「前髪切ったんだ、いいじゃん」
「ネイルいつもきれいだね」

とか「気付く男」が結構好きだった。

オシャレで、それなりに自分のルックスに自信があって、
頭も悪くなくて、立ち回りのうまいお喋り上手な男たち。

今で言う「女子力」が高くて、
おしゃれなお店やカフェやバーに詳しくて、
そこそこ遊び慣れていて、料理とかも好きで、
オタクにならない程度に車や音楽にも関心が高くてモテる男たち。

 ***

私の勤務する会社は、人事が
「接客は顔が大事!」
と思い切り言っちゃうくらい、最近は特にルックス重視の傾向にあるようで。

男も女もミスなんとか、ミスターなんとかみたいな子達が多い。
肩身が狭いことこの上ない。

綺麗な顔に、華美とも言えるオシャレスーツを着込んだ男の子達には
さぞモテてきたろうな~~としみじみ思うわけだが、

ある時の後輩Aくん。
「akiさん、いつもそれ塗り直してますよね?」
と言われ、
プロが施した味気ないベージュのジェルネイルに目をやると、
「あ、違います。足です、足。その色、素敵ですね」
と返ってきた。
あたし、多分眉間に皺。


ある日の先輩Bさん。
「akiちゃん、足大丈夫?」
と言われ、足元に跪かれ、
「ここ。靴擦れになっちゃってる。絆創膏あげようか?」
と靴擦れに触れてきた。
あたし、間違いなく眉間に皺。

断っておくと、彼らは仕事もそこそこにデキるイケメン。
どちらも決して私に特別な好意はないし、私もない。

万が一にも、私が彼らのことを「好き」とか思っているなら、
もしかしたらもしかしたらキュンとしてしまうのかもしれないが、
あくまで職場の同僚。

気付く男、めんどくさっ!!!
思ってても口に出さないで!!

と、思ってしまうようになったのは、
女が枯れたからなのか。
はてさて。

 ***

家に帰って、相変わらず
あたしがメイクが変えようが、髪型変えようが、
あんまり気付かないし、正直どうでもいいと思っている旦那に心底安心した。

結婚するなら気付けない男か、
気付いてもあんまり口に出さない男がいいのかも。



気付くことを口に出す男は、
上辺ばかりで女を計っているようなところが透けて、
薄っぺらく感じるようになったのかもしれない。
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# by aki20041227 | 2013-06-03 21:16 | 恋愛的

証。

一番もらって嬉しいプレゼントは、手紙。

できれば、自筆で。
できるだけ、その人らしい言葉で。
封筒・便箋ひとつとっても「らしいな」と笑えるような。

今も、友達から、親から届いた手紙は宝物で。
多分一生捨てられない。

 ***

旦那と結婚する前、
誕生日とホワイトデーには必ず手紙をねだって。

手紙なんてあんまり書いたことのない彼は、
頭をいっぱい悩ませて、PCに下書き何度もして、
ビジネスかと突っ込みたくなるようなシンプル過ぎる便箋に、
へたくそな字だけど、精一杯の丁寧さで彼の言葉をくれた。

面倒くさがりながらも、一生懸命が伝わってきて、
言葉も嬉しかったけれど、その過程が愛しかった。

 ***

結婚して、便箋を使ったちゃんとした手紙を贈り合うことはなくなったけれど、
生活習慣の違いで、ほとんど顔を合わすことのない私達夫婦は、
週に2~3回、メモ帳で今の気持ちを贈り合う。

たくさん溜まってきたこのメモ帳も、きっと一生捨てられない。

10年後、20年後、読み返したらきっとすごく恥ずかしい。
でも、いつか子供に見せてあげたいと思う。

両親が愛し合った事実は、
望まれて望まれて誕生した証拠だから。

妊娠4ヶ月目になって、そんなことを思うようになった。
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# by aki20041227 | 2013-06-03 20:46 | 結婚

結婚記念日。

「この1年間、akiは1日も休まずいい嫁でした。
 たくさんの愛をありがとう。愛しています。
 これからもよろしく。」

結婚記念日の今日、そんな言葉をくれた彼。

 ***

これまでの恋愛では、
「愛している」って言葉が嫌いで。

簡単にその言葉を吐く男を実のところ軽蔑していて。
やけに陳腐に感じてしまって、
言われれば言われた分だけ冷めたけれど。

(今思えば、彼らなりの「愛」は確かにあったのに、
 あたしの求める「愛」の形じゃなかっただけなのに。)

旦那様からの言葉にはじんときた。

 ***

我儘に身勝手に生きるあたしを
大きな愛で包んでくれてありがとう。

あなたはあたしのすることに
1年経っても「ありがとう」を欠かさないから
当たり前だと思ってしまうことがないから
1年経ってもあなたの為にすることが苦にはならないの。

あたしもあなたのように、
小さな感謝を疎かにしないで伝えられる妻でいようと思います。

最愛の人へ。
愛と感謝と尊敬を込めて。
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# by aki20041227 | 2013-03-20 11:11 | 結婚

罪悪感。

会って、ご飯をする。
本屋か図書館に行って、それぞれ好き勝手に読み漁る。
雑貨屋や服屋に行って、それぞれ好き勝手に買い物する。
夜は学生時代の共通の知り合いの近況を話題に飲む。

本当に友達らしい付き合い。

ひとつ違うとすれば、
ここ半年で4回も会ったことくらい。

 ***

そんな彼が、
「罪悪感でいっぱいになる」
と本音を漏らした。

なんだか面白かった。

あぁ。
あたしが大好きなこの人も、
女性らしい感性に恵まれながらも、
男なのだ。
と実感して。

すこしだけ自惚れが過ぎるの。

 ***

あたしの軽やかに消費する「恋」を、
そんなに重く受け止めてはいけないの。

でも、
少しリッチなシートパックをするように、
たっぷりはったお湯にアロマオイルを垂らすように、
日常に少し贅を足す感覚の「恋」はきっとあなたには分らないでしょうね。

もし分かる時がきたら、
きっと軽蔑されるのでしょうね。

でも、そうだとしても構わない。
と、突き放して思えるのが今の私の「恋」なの。

 ***

夫は別格なの。
あなたと比べたりはしないの。

愛しているから結婚したの。
そう簡単に壊れるものなら始めから形成しないのよ。

だから、妙な罪悪感に苛まれる必要はないの。

 ***

でも。
男の「俺が」「俺が」ほど滑稽で可愛いものはないから、
あたしは黙るの。

罪悪感とたっぷりの自惚れが気持ちよくないはずがないのよ。





しかし、
どうして男は、振った女や別れた女に対して、
みょうちくりんな罪悪感や責任感を持つのかしら。

付け入る隙を見せて歩くのはやめてほしいわ。
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# by aki20041227 | 2013-03-19 11:59 | 懐古

恋。

「恋」の話。

 ***

19歳のクリスマス。

みんなで飲んで、カラオケして、帰る時には2人きり。
どっかのマンガに出てきたみたいに、終電をわざと逃させて。
寒い中、あたしの部屋に2人で帰った。

「手繋ごう?」
と言えば。

「いやだ。俺手繋ぐの嫌い」
と言いながら、ふわりと手が握られた。

幸せだったなー。
ドキドキして、キュンとして、
彼があたしの世界の中心で。

お互いの肌にキスマークつける遊びして。
触れるだけのキスを繰り返して。
寝て、起きて、ウトウトして、また寝る退廃的な日々。

彼の細長い体に隙間ないくらいに巻き付いて。
彼の長い腕がくるりとあたしの体を包むのが心地よくて。
どっちの音なのか分からない心臓の音を分け合って。

そんなある日、
「もうやめよう」ってあたしの手を離した彼。

 ***

距離をとるくせに、
方向音痴のあたしが買い物に出る時は、
「俺も用があるから」
って付いてきてくれて、お店案内してくれて。

何も見ないんだもの。
何の店にも入らないんだもの。

そういうさりげない優しさを振りまくところが、
彼の素敵なところではあったけど、
その優しさに気付く度に切なかった。

いつ電話をしても出てくれて。
何時間でも繋がっていてくれて。
電話して、寝落ち。なんていうのも1度や2度じゃなくて。
際限なしに甘えられた。

今思い返せば、はっきり突き放したりはしない彼に、
あたしは甘え過ぎだったけれど。

 ***

先日、仲間みんなで行った温泉旅行で。

昔みたいに彼に巻き付いて眠って。
相変わらず、「仕方ないな」って髪を撫でる彼が懐かしくて。

大きな心臓の音を分け合って、体温が気持ちよくて、
夢うつつなまどろみが心地よかった。

今も彼に恋をしているのかも。
と錯覚しそうになるほど。

 ***

でも、気付かないわけじゃない。
あたしの彼に対する感情は「恋」らしい恋で。
エゴイズムと独りよがりによって成立している。

相手の気持ちを慮るようなものでは決してなく、
主人公は常に自分自身だということ。

だからこそ。
この恋には終わりがない。
相手がいるようでいないのだから。

偶像崇拝的ポジションにたまたま自分のものにはならない、
都合のいい存在を当てはめているに過ぎない。

 ***

彼はというと。
めちゃくちゃカッコイイわけでもなければ、
ステータスがあるわけでもないし、
オプションもなくて。

口はうまいし、キュンとさせるテクニックを持っているので、
外見スペック以上に彼女は簡単にできるけれど、
夢見がちで、大人になり切れてなくて、
27歳の男にしては地に足がついてなくて物足りない。

でも、女性と近しい感性で冷静な現実主義でもある。

だから、
彼はここに私が列挙するような自身のことは把握しているし、
美醜にこだわる側面があるので、自分に自信が持てない。

だからこそ。
彼はあたしを邪険にはできないし、突き放せない。

それがリターンを求めない独りよがりなものであっても、
あたしの「好意」に悪い気がしないから。

きっとこうして、あたしの恋には終わりがない。

 ***

あたし、気付いたの。
「恋」の残酷さに。

あなたに幸せになって欲しいなんて少しも思わないの。
あたしが幸せにしてあげたいとも思わないの。

あたしが今、幸せでいられるかどうか。
ただ、それだけなの。
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# by aki20041227 | 2013-03-09 07:15 | 懐古

理由。

年齢的に「結婚したい!」と、
相手探しに忙しい女友達が増えてきて。

「akiは旦那様のどこがよくて結婚したの?」
と聞かれることが増えた。

それに対して、

・とにかく気が優しい
・金銭感覚が近しい
・高学歴
・頭の回転が速い
・真面目過ぎない堅実さ
・気配り気遣いができる
・他人の表情・感情にとても敏感
・人の悪口を言わない
・友達が多い
・私の友達も大事にしてくれる
・控えめで横柄でない
・亭主関白でない
・安定した企業で高収入
・育った家庭環境が近しい
・尊敬できる両親・妹がいる
・家族を大事にする
・1人でも料理をする
・努力家
・色が白くて細い

とつらつら淀みなく答えることに驚かれる。

 ***

何かの本に、
「好きな人のどこが好きかなんて理論的に答えられないのが「好き」ということだ」
とか書いてあったけど、

あたしは相手の好きなところは意識したい方なので、
言葉にだって簡単にできてしまうわー。

 ***

反対に、
「旦那様の許せないところは?」
と聞かれて、

しばらく悩んだけれど、浮かばなくて。

でも、過去の好きな人には、
「許せないところ」っていうのも確かにあって。



もしかしたら、
色々並べてみるけれど、
彼の一番好きなところは、
「許せないことがないところ」かも。



でも、旦那には怖くて同じ質問できない。
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# by aki20041227 | 2013-03-06 09:10 | 結婚

栄養剤

高校時代の友人Lちゃん。

スペイン人で、
日本語・スペイン語・英語のトリリンガル。
ラテン系の美しい顔に、見事なメリハリボディ。

地毛は茶色だけど、
金色に染めた長い髪はより彼女のセクシーさを際立てる。

恋多き女だけど、
優しくて優しくて優しい旦那様と、
小学生の子供が2人いる。

 ***

あたし達2人は男の好みが全然違うし。
マーケティングもかぶらないので、
2人でいると寄ってくる男のジャンルが増えて面白い。

金髪ロング巻き髪のゴージャスな彼女と。
黒髪ロングストレートなあたし。

彼女に寄ってくるのは、
いかにも自分に自信がありますーってな年上の男で、
背が高くて、ヒゲなんか生やしちゃって、
肩書は社長かデザイナーかミュージシャン的な
あんまり人に使われない仕事をしている人。

あたしに寄ってくるのは、
年下~同世代で、つるりとした肌の
小柄な身体にオシャレをばっちり決め込んだ、
これまた自信に溢れた男の子達。
銀行員や証券マンとか商社系が多いかな。

面白いくらい同種ばっかりが寄ってくるので、
見ただけでどっちが目当てかがすぐ分かってしまう。

 ***

でも。

彼女は、ゴージャスな外見には似合わないくらい
中身は「乙女」そのもので、遊びを楽しめるタイプではなく、
いつでも本気でまっすぐに恋をしちゃうし。

あたしも華やかなファッションを好む割には堅実過ぎて、
冷静に男の子達を見極めては興醒めするという悪趣味っぷりなので。

どちらにしても、
寄ってくる男の子達と楽しく遊べるわけではないのだけど。

だからいい。
だからこそ楽しい。

旦那でも彼氏でもない男の人達に、
欲しがられて、求められるのは楽しい。

毎日は要らないけど、時々元気になる栄養剤。
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# by aki20041227 | 2013-02-21 21:34 | 恋愛的

できること。

結婚して、彼は少し変わった。

「彼女」時代には決して言わなかった仕事の愚痴とか、
仕事の状況とかをポツリポツリと話してくれるようになった。

あぁ。
私は彼の「家族」になったんだなぁ、と意識する。

 ***

彼は控えめで奥ゆかしい性格で。
自分の功績を「どーだ、すごいだろ!」とは言わないし。

あたしはあたしで、
彼の感情の機微に気付くには鈍感すぎるので。

彼が仕事でどんな風なのかは分からないし、
別に分からないままでもいいかな、と思ってた。

「妻」としては、
彼の仕事できるできないより、
健康でいてくれるかの方が大事だし。

何を成し遂げてくれるより、
自分を大事にしてほしい。

 ***

でも。
間違ってた。

あたしは妻だからやらなくてはならないことがある。
あたしは妻だからできることがある。



彼自身が口に出すことはないけれど、
実のところ、本当に彼が認められて、褒められたいのは私じゃない。
上司でも同僚でも父親でもない。

やっぱり母親で。

でも、
彼の仕事ぶりなんか知らないお義母さんは、
「会社に迷惑かけてないのか?」とか、
「仕事中に煙草ばっかり吸って給料泥棒じゃないのか?」とか
心配のあまりネガティブな言葉ばかりを彼に掛ける。

仕方がない。
情報がないのだもの。

「うちの息子は立派だ立派だ」
と言わない控えめなお義母さんの性格が彼に似たのだもの。

本当はお義母さんだって自慢に違いないのだけど。
褒める理由を知らないだけ。

 ***

仕事の大変さは少し口にしても、
いかに自分が大きなことを任されて、
認められているかなんて決していわない彼。

あたしだったなら。
「社内最年少で昇進試験受けてやった!」
とか自分で言うのに。

そういうことを自分で言わないところが、
彼のステキなとこだったりもするのだけど。

 ***

でも、幸いあたしは妻で。
彼の同僚や先輩や同期の方々と関わるチャンスもあって。
沢山情報をもらえている。

彼が言わない分、
「奥さんは知らないかもしれないけど、あーでね、こーでね」
と皆さんが教えてくれる。

これまでは、それを自分だけで喜んでいたけれど。
それじゃだめだ。

ちゃんとお義母さんに伝えなくては。
「あなたの育てた息子は、こんなにも社会に貢献していて、
 大きな会社の命運を握る仕事を任されているんだ」って。

そしてそして。
お義母さんからきちんと褒めて、認める言葉をかけてもらわなくちゃ。

彼の承認欲求を満たせるのはお義母さんしかいないのだもの。

 ***

それは「彼女」にはし得なかったことで。
「妻」だからできる「妻」だから介入できる領域。


私自身の父も、彼の父もそうだった。
男の人は、母親に認められたいのだ。
それは、「彼女」でも「妻」でも「上司」でも「社会」でも埋まらないのだ。

彼を幸せにしたい。

自信をあげたい。

元気をあげたい。

あたしの言葉や料理やプレゼントで埋まらないことも、
できる限り埋めてあげたい。

これが「愛」ってことかな。
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# by aki20041227 | 2013-02-17 08:06 | 結婚

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